豆知識

スカッシュの大会エントリー方法と試合当日の流れについて

doubleBlue公式サイトより

スカッシュのスクールに通い、だんだん上達してくると試合に出たくなりますよね?

でも試合のエントリー方法や試合当日どのような流れで進んでいくのかがわからないと不安ですし、そもそもエントリーもできません。

そこで、大会のエントリー方法と試合当日の流れを詳しく紹介しますので、試合に出たいと思っている方は参考にしてみてください。

スカッシュの大会エントリー方法

スカッシュの大会にエントリーする方法は主に以下の2通りとなります。

・スカッシュの施設でエントリーする
・ネットからエントリーする



スカッシュの施設でエントリーする

スカッシュコートが2面以上あるような施設では大会が開かれることが多く、大会のエントリーが始まると掲示板に大会の概要が張り出され、その施設の受付で大会にエントリーすることができます。

もしスカッシュのスクールに通っている施設で大会の情報が出たらエントリーしてみてください。

コートは色々なクセがあるため、打ち慣れたコートで試合ができるのは有利になりますので、慣れているコートで試合に出るのをおすすめします。

ネットからエントリーする

「スカッシュ 大会」というキーワードで検索するといくつかの大会の情報が表示されますが、スポーツエントリーというサイトが最も多くスカッシュの大会を掲載しています。

スポーツエントリー|スカッシュ

 

また、定期的に行われているのがアイベックスポーツが主催している大会です。

ブラックナイトスカッシュ

アイベックスポーツが主催している大会では独自のBKスカッシュランキングというものがあるため、このランキングを上げるためにアイベックスポーツが主催する大会にしかエントリーしないという方もいらっしゃいます。

クラス分けについて

スカッシュの大会のクラスは基本的に以下の4つに分かれます。

・選手権

・Aクラス(フレンドA)

・Bクラス(フレンドB)

・Cクラス(新人)

選手権はプロ・セミプロが出場するクラスで、スカッシュ協会に選手の登録が必要になります。
そしてCクラス(新人)→Bクラス→Aクラスの順に上がっていき、はじめての大会の場合はCクラス(新人)にエントリーすることになります。

一応Cクラスの出場条件としては、ほとんど試合に出たことが無いもしくはスカッシュ歴が1年未満となっていますが、1年以上スカッシュ歴がある方でもBクラスでは勝てないので…とエントリーする方も多いので、場合によってはCクラスでもレベルが高い場合があります。

また、大会によっては「トリオマッチ」と呼ばれる3人一組で出場できるクラスもあるため、スカッシュ仲間でエントリーするのもいいですね。

ドローが公開されるのは大会の7~10日前

大会の7~10日くらい前になると、エントリーしたサイトでドロー(トーナメント表)が公開されます。

「ドローが公開されました」という報告はメールなどで一切ありませんので、初戦の開始時間は自分でドローを見て確認する必要があります。

※そのクラスの出場者が少ない(大体5人以下)場合はトーナメントではなく、総当たり戦になる場合もあります。

 

試合当日の流れ

前日までに自分の初戦の試合時間を確認したら、その試合の1~2時間前には会場に到着しておいてください。

前の試合が早めに終わったら予定の時間より早く行われる場合があり、それに間に合わなかったら不戦敗になってしまう場合もありますので、試合当日は時間に余裕をもって会場に行きましょう。

対戦表はホワイトボードに随時記入される

自分の名前がホワイトボードに書かれると間もなく自分の試合が始まります。

ホワイトボード記載例

Aコート Bコート
11:30
フレンドA男子
佐藤☓高橋
12:35
フレンドB男子
鈴木☓吉田
11:00
新人女子
斎藤☓金田
12:00
選手権男子
山田☓近藤
12:00
新人男子
本田☓田中
11:40
フレンドB女子
中村☓伊藤

このような形でホワイトボードに名前が書かれ、磁石などでマークが付いているところが現在試合中となります。

例えばAコートでは現在新人女子の斎藤☓金田の試合が行われているため、次のフレンドA男子に出場する佐藤さんと高橋さんはこの試合が終わったら自分の試合がやってきます。

また、トーナメント表は会場に張り出されますので、そちらも確認しておきましょう。

一回戦で負けたとしても、負けた人同士で対戦するプレート戦が開催される場合もありますので、トーナメント表を見てまだ自分の試合があるかを確認しておく必要があります。

せっかく試合にエントリーしたのにすぐに負けて一試合で終わってしまうのは残念ですので、一回戦で負けて「終わった…」とすぐに帰ってしまわないように気をつけましょう。

※出場選手が多すぎる場合はプレート戦が無い場合もあります。

試合後は審判を担当する

自分の試合が終わったら、次の試合の審判を担当する必要があります。

・試合の勝者…レフリー

・試合の敗者…マーカー

審判は2人一組で行い、勝者がイン・アウトやストローク・レットなどを判断するレフリーを担当し、敗者がスコアを用紙にメモしたり、スコアのコールを行うマーカーを担当します。

スカッシュをはじめて間もない方や初めての試合の方はレフリーを担当するのは荷が重いと思いますので、その場合は当日の受付の際にレフリーをやったことがありませんと伝えると、運営の方にレフリーをお願いすることができます。

ただ、いずれは自分でできるようにならないといけませんので、近くでどのようにコールしているかなどを聞いて覚えましょう。

 

最後に

以上が試合のエントリー方法と当日の流れになります。

最後に簡単におさらいすると、

大会エントリーは施設もしくはネットから行い、大会7~10日前に大会のドローが発表されるので、初戦の試合時間などを確認しておく。

当日はホワイトボードに名前が書かれるので、試合開始時間やどのコートで行われるのかを確認する。

試合後は審判を担当する。

という流れになります。

試合に出ると、今の自分の実力やどんな課題があるのかなどがわかるため、試合に出れば出るほどスカッシュが上達していきます。

もちろん試合に出ずに、運動不足解消やダイエットのためだけにスカッシュをやるというのもいいと思いますが、個人的には試合には一度でいいので出てみることをおすすめします。

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